LAA肺気腫検査について
LAA肺気腫検査について
ドックのオプション検査で選択いただけます「LAA肺気腫検査」はあまり耳慣れない検査ではないでしょうか。「LAA肺気腫検査」とは、ドックで撮影した胸腹部CTのデータを使用して3D画像とLAA(低吸収領域:Low Attenuation Area)解析を行いますので、検査時間は変わらず、新たに被ばくする事なく、より詳細な肺の評価を可能にしたものです。
肺気腫は「肺の生活習慣病」と呼ばれています。
喫煙歴や副流煙、大気汚染などによって肺胞壁が壊れ呼吸に関係なく空気が停滞する状態(肺気腫)になり、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と呼ばれる疾患になります。
肺気腫がひどくなると酸素交換(換気機能)ができなくなり息苦しくなります。
また、肺気腫は喫煙及び受動喫煙などと関係が深いので、肺がんの発症リスクにも関係します。COPDの方は肺がんになる確率は、そうでない方の5倍と言われています。
日本では、40歳以上の約12人に1人が慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者と考えられていますが、多くの方が治療を受けていないのが現状です。
最大の原因は喫煙で、タバコの煙などを長年吸い込むことで発症し、喫煙者の約2割の方が発症するとされています。副流煙にも同様のリスクがあります。その他に大気汚染や呼吸器感染症なども影響しているとされています。
肺気腫になると細胞の壁が壊れて隣の肺胞と合わさり、大きな袋のようになってしまいます。大きな袋のようになった部分は風船のようになり弾力性がなくなり、呼吸に関係なく空気が停滞する状態になります。このように壊れた場所をCTで撮影すると、黒い影(LAA)として写ります。壊れた肺は元には戻せないので、現在禁煙されていても喫煙したときに壊れた状態は変わりません。
主な症状として、歩行時や坂道・階段での息切れ、重い荷物を持って歩くと息苦しい、咳が止まらない、風邪をひくと治りにくく長引くようになった、よく風邪を繰り返す、呼吸時に「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音がする、体重の減少・食欲不振などの症状がある、などの方はCOPDのサインかもしれません。40歳以上で喫煙歴のある方は「LAA肺気腫検査」で現在の肺の状態を確認されることをお勧めします。
プラチナドック・ファーストクラスドックには「LAA肺気腫検査」が含まれていますのでオプション追加は必要ございません。他のドックをご受診の方はご予約の際に、「LAA肺気腫検査」希望とお伝え下さい。また、この検査は胸腹部CT検査と併せて施行しますので、胸腹部CTが検査項目にない場合は、胸腹部CT+LAA肺気腫検査のオプションとなります。
詳しくお知りになりたい方は、お電話もしくはメールでお問い合わせ下さい。
