循環器だより

頚動脈エコー検査について

頚動脈エコー検査について

頚動脈は心臓から大動脈へ送り出された大量の酸素と栄養素を含む血液を頭部へ届ける
大切な血管です。
大動脈から頭部へ分岐した頚動脈は顎下の付近で内頚動脈と外頚動脈に分かれます。
「動脈硬化」とは、動脈の壁が厚くなったり、硬くなったりして本来の構造が壊れ、
働きが悪くなる状態です。
血流を傷害する隆起物の形成や血管壁の肥厚がないかどうかを観察する検査が
頚動脈エコー検査です。
頚動脈が動脈硬化を起こしている場合は、他の血管にも同じ状況が起こっている可能性が
あります。一部分から、体全体に起こっていることが予測できる検査が頚動脈エコー検査です。
検査時間は15~20分程度で、ベットに仰向けに寝て少し顎を上げて頂き、左右片方ずつ
ゼリーを塗って写真を撮像後測定し評価していきます。
動脈硬化を起こす危険性のある糖尿病・肥満・脂質異常症・不整脈を含む心臓病・高血圧
等のリスクファクターのある方へ特にお勧めしたい検査です。