循環器だより

心臓弁膜症について

最近、俳優の草刈正雄さんがされているCMを見た記憶がある人もいるでしょう。心臓弁膜症のサイトもあり、症状・検査方法・治療方法などが詳しく説明されています。
 症状としては主に体を動かした後の息切れ・動悸・めまいなどがあります。ただし、家でほとんど動かずに生活しているとこれらの症状ははっきりしないことが多く、病状は知らず知らずのうちに進行します。心臓弁膜症は自然に治ることがありません。放置していると急に重篤な心不全に陥る危険性があります。しかし、血圧や体内循環血液量をコントロールすることによって進行を遅らせることができます。
 心臓弁膜症を見つける検査としては心臓超音波検査が適しています。左を下に横向きに寝て、胸にゼリーを付け機械をあてます。検査時間は20~30分程度で、痛みはありません。超音波より得た情報をリアルタイムに画像化し、観察・計測していきます。弁の狭窄や逆流だけでなく、心臓の動きや形態も見ることができ、身体に負担をかけないので定期検査に適しています。
少しでも症状に心当たりがあれば循環器内科を受診し、相談されるようお勧めします。