下肢静脈超音波検査(下肢静脈エコー)について
下肢静脈超音波検査(下肢静脈エコー)について
下肢静脈超音波検査とは、足の血管(静脈)に超音波をあてて血管の形状、血流、血栓の有無等を調べる検査です。
この検査は深部静脈血栓症の精査に用いられることが多いです。
深部静脈血栓症はエコノミークラス症候群という名前でも知られています。
飛行機や車移動などで長時間同じ姿勢を続けることにより足の血液の流れが悪くなり血栓ができてしまうことがあります。震災時の避難生活でも長時間同じ姿勢を取り続けるため、発症リスクが高いことが深刻な問題になっています。血栓ができるとむくみ、発赤、熱感、痛みなどの症状が現れてきます。
血栓が血管の壁から離れ血流に乗って運ばれると、肺の血管に詰まり肺塞栓症を引き起こします。突然の呼吸困難や胸の痛みなどがあり、失神やショック状態に陥ってしまうこともあります。そのため深部静脈血栓症は早期発見・治療が必要です。
検査はズボンやスカートを脱いで下半身は下着のみ着用した状態で行います。ベッドにあおむけになり、素肌の足にゼリーを塗り超音波の機械をあてて静脈を観察していきます。
例えば気になる部分がふくらはぎのあたりであっても、血管は足の先の方からふくらはぎ~太もも(最終的に心臓、肺)へとつながっているので足全体を検査させてもらいます。
検査時間は30~40分ですが、患者様の状態によっても変わります。
深部静脈血栓症以外でも足にむくみ、発赤、熱感、痛みが生じることはありますが、症状がおありの方は一度医師にご相談ください。
