循環器だより

「心臓病」とストレスについて

新型コロナウイルスの影響により、全世界の人々が非常に不安な気持ちで毎日を過ごしておられます。
日々襲い掛かるストレスは私たちの大切な心臓や血管に大きなダメージを与えています。
精神的ストレス要因は心臓病の発症や悪化に起因する可能性があることはご存知でしょうか。
なぜストレスが心臓病を悪化させる要因になり得るのでしょうか。
ストレスがかかると交感神経の働きが高まり、脈が速くなり血圧が上昇します。
その際に心臓のポンプの働きが急に活発になるのですが、それに反し血管は収縮するので心臓にも血管にも大きな負荷がかかります。
血液を全身に送り込む心臓のポンプ機能が十分に働かなくなった状態、すなわち心不全発症の危険性が高くなるのです。

また、精神的ストレスにさらされると、飲酒量の増加、喫煙、不眠など、心臓病のリスクが高まる要因が増し、心臓病の悪化の一因となります。

当院に「胸の痛み」や「動悸」や「不整脈」などを訴えて来られる患者様には様々なストレスを抱えてらっしゃる方がおられます。
循環器系疾患や高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病疾患をチェックし、
医師の指示のもと、生活リズムの見直しや適度な運動等規則正しい生活を送ることで改善されることもあります。
心臓に起因する疾病は重症化すると命にかかわります。
気になる症状がある場合は自己判断せず、まずは専門医にご相談下さい。

当院は、ゴールデンウイーク期間(5月3日から6日まで)は休診といたします。
お電話でお問い合わせの際は、留守番電話にメッセージを残していただければこちらからご連絡させていただきます。