夏場の脳梗塞・心筋梗塞にご注意を
寒い時期に発症率が高いと言われる脳梗塞・心筋梗塞ですが、実は気温の高まる夏場も発症リスクが高いことはご存知でしょうか。
夏の脳梗塞・心筋梗塞は、暑さによる「脱水」が関係しているケースが多くみられます。
脱水で血液中の水分が減ると血球の割合が高くなり、血液が濃く、ドロドロになって血栓ができやすくなるのです。
高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満など動脈硬化をきたす生活習慣病を患っている方、ご高齢の方、喫煙されている方、心筋梗塞を発症した家族がいる方、などリスク因子の高い方は要注意です。
今年も暑い夏がやってまいります。その前に是非とも人間ドックでご自身の状態を知っていただき、健康維持に役立てていただければ幸いです。